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PC版『モンスターハンターワイルズ』快適プレイ準備に参加者多数!アプライド尾張旭店「自作パソコン組み立てイベント」レポ

迷う作業も専門スタッフが逐次フォローで安心!

 動画はサクサク進んでしまうのでは?と不安に思う人もいるかと思うが、スタッフが時間がかかりそうなシーンになると随時映像を止めて、サポートに入っていた。ちなみに20万円構成のマザーボードはASUS「B760M-A D4」で、CPUは第14世代インテル「Core i7-14700」(20コア/28スレッド、最大5.4GHz)を採用していた。

 今回取材に伺った22日には、おひとりだけ10万円のセットを購入されていたが、そちらはマザーボードがASUS「A520M-E」で、CPUがAMD「Ryzen 5 5600」(6コア/12スレッド、最大4.4GHz)になっていた。

マザーボードはASUSのお買い得なPRIMEシリーズの製品で、価格を抑えながらも必要最低限の機能を備えている。大型のヒートシンクなどは備えないが、その分パッと見接続箇所が分かり易い

 CPUは未だ現役で、十分次世代ゲームにも対応できる製品が採用され、ストレージも20万円セットは容量が標準で1TB、10万円セットが512GB。メモリーは20万円セットが16GB×2の32GBで、10万円セットが8GB×2の16GBと、ゲーミングPCとしては十分な容量の構成かつお買い得になっている。

 ストレージはAcer「FA200」の1TBが基本だが、数量限定のカスタマイズでLexarの「NM790」2TBまたは4TBが選べた。いずれも7000MB/s超えの高速なM.2 SSD。メモリはTEAMのDDR4-3200対応T-Force Delta RGBが採用されていた。

動画では冷却パッド保護のシートを事前に取るなどの、ライトユーザーが陥り易い忘れがちになりそうなことも、きちんと注意喚起していた

その場でのカスタマイズも可能と柔軟な対応も可能

 ちなみに、前述したように今回の組み立てセットは、数量限定で特別価格のパーツでカスタマイズも行なえる。店長さんに話を聞いたところ、今までのイベント含めて最も多かったカスタマイズはメモリーとのこと。

 ゲームプレイだけであれば16GBで十分だが、中にはゲーム用途ではなく写真編集を行う人もいて、動画配信も考慮してメモリーの容量を増やす人が多いそうだ。

取材に行った日もメモリーは4枚に増量している人もいた

 また、スタッフはきちんと目を光らせ、随所で的確な指示を出していた。お客様に自分でPCを組む楽しさを知ってもらえるよう、やり方を丁寧に教え導いてくれるので、大きなトラブルもなく順調にPC自作が行なえていた。

 メモリーの取り付けまではインテル、AMDどちらのチップセットでも大して変わりはないが、CPUクーラーはリテールでも作業が異なるうえ、別途大型のクーラーを追加購入している人もいた。リテール以外を選択したお客様には、自分で組む人と同じようにマニュアルを見て手順どおり進めてもらい、迷った時にはスタッフが適切な指示や手伝いをするなどしてフォローしてくれる。

 CPUクーラーはARGB対応で光るものや、最近では小型ディスプレーを搭載している製品もある。複数のソケットにマウントで対応している製品などは、初めてPC自作する人にとっては、マニュアルがあっても迷ってしまう。

 そうした製品でも豊富な知識のあるスタッフがフォローしてくれるので、自分の知識や経験にもなり、失敗のリスク少なくPC自作ができるのも本イベントの魅力だろう。

動画では20万円セットをベースにインテルのリテールクーラーの取り付け方を解説
リテールクーラーのみの人は、動画の解説だけで特に迷うことなく取り付けができていた
CPUクーラーのファンケーブルは結束バンドで止めるなど、ケーブルマネージメントも教えて貰える

 お客様の中には、最初はリテールの予定だったが、実際にCPUクーラーを取り付ける作業になって、スタッフに声を掛けて別途サイドフロークーラーCOUGA「FORZA 85 ARGB」を購入し、その場で取り付けを行なっている人もいた。そうした、柔軟な対応も実店舗で行なっている強みだ。

「FORZA 85 ARGB」は6mm経ヒートパイプを6つ備えた独自設計のヒートシンクを採用したサイドフロークーラー。対応ソケットはLGA1700/LGA2011/2066
特別価格のカスタマイズセットのCoolerMaster「Hyper 212 Spectrum V3」を選択している人も。マニュアルを読み、スタッフのフォローを受けながら順調に取り付けを行なっていた

 唯一、簡易水冷クーラーを選んでいた参加者も、PC自作は初体験とのことだった。イベント終了間際に少しお話を聞いた限りでは、CPUクーラーを変更していたお客様は、YouTubeなどでCPUの発熱は、PCの故障に繋がったり、性能が低めに出たりすることを知ったからとのことだった。

 簡易水冷クーラーを選んだ方もそうしたネットの情報から簡易水冷クーラーを選択したようだが、空冷クーラーの人よりも作業が多いため、やや作業が遅れたので焦りもあったようだが、特に大きな問題なく組み上げていた。友人や家族といった自分の周囲にPC自作が得意な人がいなくても、こうしたややリテールよりも難しい製品の取り付けも、専門スタッフのフォローが受けられるのも、こうしたイベントの利点だ。

簡易水冷クーラーではラジエーターもあるため、空冷クーラーよりも手間がかかる。しかしながら、YouTubeやネットの評判をみて、挑戦したい人にも本イベントはオススメだ
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