黒ベースでファン以外にLEDを搭載したビデオカード
ASRock「Radeon RX 7700 XT Phantom Gaming 12GB OC」

「Radeon RX 7700 XT Phantom Gaming 12GB OC」は、ゲーマーやプロ、PC愛好家向けのPhantom GamingシリーズのRadeon RX 7700 XT採用ビデオカード。ゲームクロックがリファレンスの2171MHzから2276MHzに、ブーストクロックが最大2544MHzから2599MHzにオーバークロックしている。クロックの数値だけみるとRadeon RX 7600よりも低いが、CU数は54基。ストリーミングプロセッサーは3456基。
白をベースとしたSteel Legendと異なり、黒ベースに紫のラインなどが入り、シックで落ち着いたカッコいいデザインとなっている。
横方向の吸気量を増やして冷却性能を高めた「Striped Ring Fan」を3連搭載する。中央のファンは逆回転して乱流を低減し、ヒートシンク内の空気の分散を高めるとしている。
「Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」と同じく負荷が低い時は、ファンが止まってノイズをなくす「0dB サイレントクーリング技術」も備える。ファンはLED非搭載だが、中央のファン周囲と上部にLEDが備わっていて、暗いPC内部では黒いビデオカードを淡く照らし、カッコよさを際立たせる。


「Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16GB OC」と同じくLEDをオン/オフできるスイッチを備える。もちろん「Polychrome SYNC」により、マザーボードと同期ができる。メタルバックプレートにより、オシャレさと堅牢性、さらに熱効率も向上している。



コスパ構成の白PC自作には鉄板!
ASRock「Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」

「Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」は、Steel LegendシリーズのRadeon RX 7600搭載ビデオカード。ゲームクロックがリファレンスの2250MHzから2320MHzに、ブーストクロックが最大2655MHzから2725MHzにオーバークロックしている。CU(Compute Units)数は32基。ストリーミングプロセッサーが2048基。
今回使用した中では最も安価なモデルだが、VRAMは8GB GDDR6と『モンスターハンターワイルズ』の推奨内なので、フレーム生成を使用すれば解像度フルHDで60fps以上が狙える。インターフェースはDisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1×1と上位モデルと同じだが、HDMIの位置が異なる。
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