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USB4&Wi-Fi 7でクラウドゲームもMeta Quest 3Sの接続も快適!ASRock「X870E Nova WiFi」を使い倒してみた

3つのギミックで組みやすさが大幅に向上

 デザイン、充実のインターフェース、堅牢な電源回路といった点に加え、魅力なのが進化した機構による組みやすさの向上だ。着脱が面倒だったM.2ヒートシンクと、M.2 SSDの固定はツールレスに、拡張スロットを覆い隠してしまう大型グラフィックカードも楽に着脱できる「グラフィックカードEZリリース」など、PC自作に慣れている人もうれしいギミックを満載している。なかでも、各社工夫を懲らしているグラフィックカードのクイックリリース機構は秀逸だ。

PCIe Gen 5 Blazing M.2には、凹凸構造のヒートシンクを装備する
簡単に着脱できるツールレス設計の「M.2ヒートシンククイックリリース」
マザーボードの基板を使って、M.2 SSDの熱を効率良く放熱する「M.2ボトムヒートシンク」を実装しているのもポイント
ヒートシンクの着脱は、上面の●ボタンをスライドさせ、上に持ち上げるだけだ
M.2 SSDの固定も、ネジ固定からツールレスのフック固定に進化している

 マザーボード下部に備わっている3基のM.2スロットには、「XXLアルミニウムヒートシンク」を装備。ヒートシンクはネジ固定になるが、落下防止ネジを採用しているので、組み立て後に増設する際もネジ落下の心配は無用になっている。

マザーボード下部は、全体がヒートシンクで覆われている
大型ヒートシンクと板状ヒートシンクで冷却する
グラフィックカード向け拡張スロットの下には、3基のM.2スロットが並んでいる。いずれもPCIe 4.0×4接続に対応している
側面側のM.2スロットはPCIe 3.0×2/SATA3接続に対応する
ヒートシンクの固定ネジは、ヒートシンクから外れないようになっている。細かい気配りだが、うれしいポイントだ
M.2 SSDは、いずれのスロットもフックで固定できるようになっている

 X870E Nova WiFiはレバーを手間に引くことで、拡張スロットのロックを外せる「グラフィックカードEZリリース」にも対応する。グラフィックカードを頻繁に抜き差しすることはないが、他社とは違った構造でとても便利だ。

グラフィック向け拡張スロット延長にあるレバーを手前に引くとカードの固定が外れる(レバー横が緑色になる)
一部メーカーではボタンを押し続けるなどしないといけないなか、カードを抜くまで外れた状態を維持しているのが、かなり便利だ
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