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『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』などのトークショウも!Meta QuestのPRイベント「渋谷スキランブルフェス presented by Meta Quest」を実施

文●ハッチ

 Meta:Reality Labsは10月22日に渋谷にあるSHIBUYA TSUTAYAにて、Meta QuestのPRイベント「渋谷スキランブルフェス presented by Meta Quest」を実施した。

 本イベントではオープニングにてMeta Questの紹介、キャンペーン情報が公開された。その後、好評配信中のVR映画『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』や、今冬配信予定のゲーム『進撃の巨人VR: Unbreakable』、11月1日発売予定の『トライアングルストラテジー』、10月23日発売予定の『バットマン:アーカム・シャドウ』について、それぞれゲストが登壇してトークショウが行われた。

総合司会としてお笑い芸人のアルコ&ピースの2人、平子祐希さん(左)と、酒井健太さん(右)が登壇した

 まず、オープニングではMeta:Reality Labs 日本マーケティング統括 ピエール・キアン氏が登壇し、キャンペーンについて紹介した。

Meta:Reality Labs 日本マーケティング統括 ピエール・キアン氏
ピエール氏は10月15日に発売したばばかりの、価格を抑えて購入し易くなったMeta Quest 3Sについても紹介した

 ピエール氏はMeta Questのストアには数千ものアプリが揃っている、中にはゲームだけではなく、エンターテイメント、ソーシャル、フィットネス、学習など、豊富に揃っていて、すべてのユーザーがお気に入りのアプリを見つけられると思っていると語った。

 また、推し活という言葉に代表されるように、日本では多くの方がそれぞれの「好き」という気持ちを大切にし、楽しんでいる。Meta Questがあれば、自分の好きなものをただ眺めるだけではなく、好きなものの世界の中心に飛び込んで、没入して楽しめる。

 たとえば、アニメが好きな方であれば、自身が好きなアニメの世界に入り込み、登場人物になることもできますし、音楽が好きな方は、好きなアーティストのライブを最前列で楽しむことができます。またフィットネスが好きな方は、有名なインストラクターとマンツーマンでトレーニングもできるとコメント。

 それぞれの「好き」という気持ちを大切にし、Meta Questで好きな作品の世界の中心に入り込もうということを伝えていくため、「飛びこめ、好きのどまんなか。」をテーマに、体験イベント、ソーシャルキャンペーンなどを展開するという。

 その一環として、同社は10月23日、SHIBUYA TSUTAYAの1階にて期間限定でポップアップデモスペース「渋谷スキランブル」をオープンする。「渋谷スキランブル」では「Meta Quest 3S」を使用して『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』、『バットマン:アーカム・シャドウ』、『トライアングルストラテジー』など、この秋登場する最新作をはじめ、さまざまな人気タイトルのデモが体験できる。

 その第1弾は10月23日(水)から11月1日(金)までで、第2弾は12月10日(火)から12月21日(土)までの期間となっている。

「渋谷スキランブル」では、最新タイトルが体験できるだけでなく、“好き”をメッセージで彩れるステッカーウォールや、作品の体験者はカプセルトイでオリジナルグッズが貰えるとのこと

【「渋谷スキランブル」イベント概要】
場所:SHIBUUYA TSUTAYA 1階(住所:東京都渋谷区宇田川町21-6)
開催期間:
 第1弾 10月23日(水)~11月1日(金)
 第2弾 12月10日(火)~12月21日(土)
時間:10:00~20:00
第1弾でプレイできるタイトル:
・バットマン:アーカム・シャドウ – 10月23日(水)ローンチ予定
・トライアングルストラテジー – 11月1日(金)ローンチ予定
・機動戦士ガンダム:銀灰の幻影 – 10月4日(金)ローンチ
・AmazeVR Concerts “HYPERFOCUS : TOMORROW X TOGETHER VR CONCERT” – 12月13日配信開始予定 (※一部のみの体験になります。)
・Fit XR
※デモ体験の対象年齢は、10歳以上。10-12歳の方は保護者の同意が必要となる。いくつかのゲーム、コンテンツは、より上の年齢制限がある場合がある。
※日程、時間は変更になる可能性がある。

『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』開発経緯も明かされた

 ピエール氏が降壇した後は、「渋谷スキランブル」でデモが体験できる4作品ごとにゲストを交えたトークショウが実施された。最初は『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』のトークショウとして、本作の主題歌「ACROSS THE WORLD」を歌った中川翔子さん、バンダイナムコフィルムワークス 井上喜一郎氏が登壇した。

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中川翔子さん
バンダイナムコフィルムワークス 井上喜一郎氏

 中川さんは「本当に生きててよかった、毎日目覚めるたびにガンダムシンガーに慣れたんだ、という幸せを吸い込みながら、夢じゃないんだな、本当に最高な未来が来たなと、銀灰の幻影のお陰で感じています」と興奮気味に語った。

 VR化に至った経緯を問われ井上氏は、フランスのVR映像制作会社Atlas V(アトラス・ファイブ)から何か一緒に出来ないかと相談が来た。ガンダムファンはVRのユーザーと近い40代が多いので、ぜひやってみましょう、という話になった。

 6、7年前に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」という別作品にて、そこで井上氏が5分ほどのVR映像作品を作ってみたので、チャレンジしてみたいと思ったと語った。

 『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』を体験した感想を聞かれた中川さんは、本当に夢がすべて叶う、こういう未来になったらいいのにという、一番の未来の最先端を感じられる。なんせ360度宇宙空間で、自分がモビルスーツ(MS)に乗ったり、ガンダムシリーズによく出て来る廊下の手すりを掴んでスーッて行く、あれも出来るし、ハロを抱っこしたりとか、いろんなガンダムでやりたかったこと全部叶ってしまって、2時間ぶっつづけで止まらなくなった。最高に面白かった。

 操縦しますからね、でもって映画ですからね、ストーリーも今回だけのもので、しかも宇宙世紀のまた新しい歴史に加わるということで、ガンダムっぽい、そうだよねーという新しい体験、ちょっと懐かしさもありつつ映像の美しさが、もう本当に凄いですね、と熱く語った。

 また、本作はベネチア国際映画祭にもガンダム作品として初ノミネートされたということが明かされた。井上氏は「公開してから、Meta Questを購入して体験した方からは、軒並み楽しかったという反響が大きくて、中川さんがおっしゃっていたコクピットだったり、実物大のMSをいろんな角度から見れるという話が多いな、と思います」とコメントした。

 主題歌を担当したことについて中川さんは、「信じられなくって、アニメソングを歌うことというのが人生の一番ど真ん中と、ずっとあったんですけど、その中でもガンダムを歌えるって、凄く特別なことで、森口博子さんにご挨拶にいったら、「ようこそガンダムシンガーの世界に」と言う言葉を頂き、嬉しかったです」、地球が回り続ける限り歌い続けたい、人生の大きな名刺ですね、ガンダムシンガーとして真面目に生きていきたいなどと語った。

実物大のMSを眺めたりバトルができるMRモードの紹介も

 『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』には、VR映画を観るだけでなく、MRのモードもあり、井上氏がそのMRモードについて解説した。MR(Mixed Reality)は現実世界にCGを上乗せする技術の1つ。ARと異なりインタラクション(相互作用)ができるので、さらに面白く、いろんなことができる。

 MR体験は2つ用意されていて、1つはギャラリーモードと呼ばれるモードで、好きなMSを選んで配置すると、自分の部屋(現実世界)などに表示された扉をくぐると実物大のMSを見に行ける。

ギャラリーモードでは、選んだMSの実物大が視聴できる
自分の部屋などの現実世界に扉が出来、その先に選んだMSが待っている
実物大のMSをいろんな角度から楽しめる

 もう1つのバトルモードは、本編に出て来るデルタザインとか、初代ガンダム、νガンダムを握って、自分の部屋の壁に穴が開いた描写になり、そこから宇宙に繋がっていて、攻めて来る敵と戦うというシミュレーターのコンテンツとなっていると紹介した。

現実世界の壁に穴が開き、そこから敵が出て来るので迎え撃つ

 筆者は実際に体験したが、小型のMSを手に握ると、基本の攻撃は自動で行う。その攻撃が敵に当たるように動かし、敵からの攻撃を手で動かして回避して敵と戦う。初代ガンダムの場合は通常攻撃がビームライフルで、ボタンを押すとバズーカー、必殺技としてハイパーバズーカーが撃てる。

 アナログスティックの押し込みではビームサーベルで近距離攻撃も行なえるが、近距離攻撃にはクールタイムがあるといった感じだ。いかに攻撃に当たらずに敵を倒し、最終的にゲージがたまり具合によって評価が変わる。ゲージは敵を倒すと増え、攻撃が当たると減るといった仕組みだった。

ビームサーベルでも攻撃できる

中川さんが実際に本編を体験!

 トークショウの後半では、実際に中川さんがデルタザインに搭乗し、射撃の練習の後、ジェガンと戦うところまでをライブで体験した。実際にコクピットに乗り込み、360度の全天周囲モニターの映像がMeta Quest 3S内では広がっている。

 そんななか、右のレバーで射撃や格闘、左のレバーでシールドを構え、左右のレバーを前に出すことで前進と、映像作品ながらところどころで操作が求められ、リアルなガンダムの世界に没入できる。

ところどころ3人称視点で、アニメを見るようにMSの戦闘も楽しめる
実際にレバーを使って戦闘するシーンも
3人称視点で主人公と他のキャラとの会話が展開するなどし、物語が楽しめる

登場するMSは全部で19体!

 視聴者からは「普通のアニメなどと違い視聴者が自分で視線を変えられる事で、何か制作中に悩んでり困った事はありましたか?」質問があり、井上氏はアニメってカメラワークが制御できるが、VRはその人が見たところがカメラになってしまう。

 基本あまり振り返ることはないので、基本前をベースに演出をした。VRは主観だけで話が進むのだが、今回アニメーションの演出を入れたいというコダワリを持っていた。カット割りを入れることで、MSが戦っているところを客観的にも視聴できる。

 それをどれぐらいのタイミングで、どのぐらいの尺、距離感を入れるかなど、試行錯誤して、今の落としどころにまとめたことが一番苦労した。VRだと通常のアニメの6画面分、6倍作り込む必要があると語り、その大変さが伺えた。

 また、「モビルスーツは何種類、累計何体出てきますか?」という質問には、MRのギャラリーを合計すると19体。その中には、ジオングなど本編には出てこないMSもあるとのこと。

何週もやりたくなる仕掛けがある!?

 トークショウの最後には、中川さんは本当に命をかけて戦っているんだ、という味わってみたかった高揚感と、実際に(MSが)近づいてきたスケール感が本物なので、五感全体でガンダムを感じられる。どんどんパイロットとして上手くなっていくという感じもあるので、何週も楽しみたくなる。

 主題歌とリンクしているところもあるのだが、“何週もやりたくなる仕掛けがある”、という秘密も仄めかしていた。

 井上氏はガンダムファンがこれはやりたいだろう、という詰め込めるだけ詰め込んだので、一度ゴーグルを覗いて体験してもらいたい。そのほか、SFファンやアニメーションファンの方々にもぜひ。MRも面白いコンテンツになってて、本編もシリアルで楽しいものになっています。この作品に興味を持っていただいたら、楽しんでいただけたら、嬉しいななと思います。とコメントした。

©SOTSU・SUNRISE

 本イベントでは『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』の後にも今冬発売予定の『進撃の巨人VR: Unbreakable』、11月1日発売の『トライアングルストラテジー』のVR版、10月23日発売の『バットマン:アーカム・シャドウ』のトークショウも実施された。

 その詳細に興味がある人は、Xにて配信された動画をチェックしよう。

イベント配信ページ:https://x.com/i/events/1844289089589133321

 そして、実際に体験したい人は、期間限定で実施されている「渋谷スキランブル」に訪れて最新コンテンツのデモを体験してみてはどうだろうか。

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