文●ハッチ

天空は10月22日にGPD社のOLEDデュアルディスプレイを備えたAI ノートPC「GPD DUO」のお披露目会を開催した。GPD DUOはCPUにAMD「Ryzen AI 9 HX 370」または「Ryzen 7 8840U」が選択できる。
13.3インチ(2880×1800ドット)のディスプレイを2枚実装し、モバイルながら2画面環境が構築できる。CPUが「Ryzen 7 8840U」のモデルは、メモリが32GBでストレージが1TB SSDで価格は25万700円(キャンペーン価格24万6700円)。
CPUが「Ryzen AI 9 HX 370」で32GBメモリ、1TB SSDモデルが29万4000円(キャンペーン価格29万円)。CPUが「Ryzen AI 9 HX 370」で64GBメモリ、2TB SSDを搭載するモデルが、32万5000円(キャンペーン価格32万1000円)となっている。
オプションとして4096段階のデジタルスタイラスペンが+3600円で追加可能。eGPUボックスの「GPD G1」(+9万8780円、OCuLinkケーブルセットが+10万7580円)も選択できる。
本製品は9月に実施された東京ゲームショウ2024のGPDブースにも展示されていたが正式発表となり、12月13日日発売予定となっている。
お披露目会では、株式会社天空の代表取締役 山田拓郎氏が登壇し、製品の紹介などを行った。山田氏曰く、外出先で2画面にて作業したい場合は、モバイルディスプレイという選択肢もあるが、カバーも入れると割と重量がある。
しかし、GPD DUOならば1台で2画面使えるため、モバイルディスプレイを持つよりも、ラクに持ち運べる。デュアルディスプレイがあれば、ウェブ会議中にも2枚目の画面で調べ物をしたり、2つの画面でクリエイティブ作業も快適に行えたりできる。

また、上の画面はUSB Type-C接続でモバイルディスプレイにもなるので、上にゲーム機を接続し、下の画面ではPCゲームをプレイする、といったことも可能としている。

「Ryzen AI 9 HX 370」は内蔵GPUにRDNA 3.5世代「Ryzen 890M」を備える。現行のモバイルCPUの内蔵GPUの中では最高クラスの性能を誇り、『ストリートファイター6』も画質設定次第では、快適にプレイできるとしてデモプレイも実施された。

©CAPCOM
さらに、外部ディスプレイを2台接続して4画面環境も簡単に構築できるとしている。

内部にはSSDスロットが1つ空いているので容量の拡張も可能。薄型ながらフルサイズのSDカードスロットや2.5G高速LANにも対応する。


ディスプレイはAdobeRGBカバー率100%のOLEDでGorilla Glassでコーティングされている。また、デジタルペンにも対応。2画面あるためやや重いが折りたためばタブレットとしても使えるので、ペンでの作業も行えるとしている。
背面には折りたたみのスタンドがあるため、デュアルディスプレイながら安定して使用できるとしている。
また、dtsX Ultraオーディオテクノロジーをサポートし、高音質で動画やゲームが楽しめるという。

天空は国内正規版の予約を本日10月22日より開始し、国内保障1年間が付き、先行予約するとケースやUSBメモリ、液晶クリーナー、マルチカードリーダー、イヤホンといった5つの特典も貰えるとしている。

■GPD DUO製品ページ
https://gpd-direct.jp/pages/gpd-duo
■GPD DUO購入場所
GPD Direct:https://gpd-direct.jp/collections/all_item/products/gpd-duo
ハイビームAKIBA 天空公式オンラインストア:https://high-beam-online.com/products/gpd-duo
Amazon.co.jp:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DK91C5RN
ハイビーム秋葉原本店 / ハイビームAKIBA大阪日本橋 in PCワンズ店:https://high-beam-online.com/pages/storeinfo
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