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ASRock、X870E/X870マザーボード発売記念イベントを開催!AFMF2やAMD対応の最新画像生成AIなどの話も

文●ハッチ

 ASRockは2024年9月30日にAMD X870EおよびX870チップセットを搭載したマザーボードの販売を開始した。それにともない、10月5日に秋葉原のLIFORK秋葉原Ⅱ(東京都千代田区外神田3-13-2 秋葉原TMOビル)にて、「ASRock AMD X870E/X870マザーボード発売記念イベント」を開催した。

 本イベントではASRockからは原口有司氏、ゲストとして日本AMDの佐藤美明氏が登壇し、13時30分からASRock最新ラインアップ紹介を、15時30分からAMD×ASRockスペシャルトークを実施した。

USB4に対応!新たな機能も解説

 佐藤氏は冒頭、X870E/X870とチップが新しくなり、一世代前との大きな違いはUSB4に対応したことだけと言及。しかしながら、それは表向きの話で、実際新しいチップセットを出すにあたり、細部で見直しを当然していると解説した。

 原口氏はX870Eがデュアルチップセットで、X870がシングルチップセット、その違いによりPCIeのレーン数や、USB、SATAの数も増えていると説明し、まずはプラットフォームのおさらいをしたうえで、各製品について細かく紹介した。

最初のラインアップ紹介では、プラットフォームのおさらいから始めた
ASRockの原口有司氏
日本AMDの佐藤美明氏

 さらに、耐久性と信頼性に関わる電源周りについてや、USB4を実装したこと、最大8200MHzのDDR5メモリーに対応。5G LANや最新のWi-Fi 7対応と、ネットワークも有線と無線も高速なものに対応していると紹介。

 また、NOVA以降のハイエンドモデルは、スライドさせるだけでビデオカードとラッチのロックを同時に解除する「EZリリース」に対応したと解説。さらに、M.2スロットはヒートシンクとサーマルパッドの組合せでSSDを上下にサンドして冷やす、「M.2サンドヒートシンク」という新たな試みを紹介した。

 会場には今回紹介されたX870E/X870を搭載したマザーボードが展示され、実際に触れることができた。

X870E Taichi Lite
X870E Taichi
X870E Nova WiFi
X870 Riptide WiFi
X870 Steel Legend WiFi
X870 PRO RS WiFi
X870 PRO RS

 そのうえ、会場ではASRockのRadeonを搭載したパーツもLEDも真っ白に統一したPCなどを展示、10月1日(米国時間)に配信された最新ドライバー「AMD Software: Adrenalin Edition 24.9.1」で使用可能になったフレーム生成技術「AMD Fluid Motion Frames 2」(AFMF 2)で『ファイナルファンタジーXVI』の試遊もできるようになっていた。

Radeon搭載の試遊機も置かれていた

AFMF 2や最新の画像生成AIについても紹介

 AMD×ASRockスペシャルトークセッションでは、佐藤氏がAMDの公式サイトが大分変ったことに触れながら、ブログに掲載されているAFMF 2について紹介。従来のAFMF(AFMF 1)よりもゲームによっては、さらにフレームレートが向上し、そのうえ遅延も軽減された。AFMF 1では気になったFPSなど、遅延が発生すると操作に映鏡があるゲームでも、より快適に活用できるとアピールした。

会場は立ち見も発生するほど大盛況。さらにYouTubeで生放送も配信され、多くの人が関心を寄せていた
AFMFの登場により、Radeonはゲームプレイでかなり有用になったとし、実際にRadeonを使っている人はという質問に、会場では半分以上の人が手を挙げていた

 さらに、佐藤氏はAMDプロセッサに最適化された画像生成AIとしてAMUSEを紹介。AMUSEは最先端のAIモデル「FLUX.1」をサポートし、RyzenプロセッサーやRadeonグラフィックスで快適に画像生成ができるようになったと解説した。

実際に佐藤氏は、自身のRyzenを搭載するノートPCでAMUSEを動かしてみせた

 その後佐藤氏は、AIやクリエイティブな世界で唯一無二の存在であるメニーコアのRyzen Threadripperについても言及。

 TSUKUMOからアニメ制作会社の旭プロダクションと組んで発売したコラボワークステーションのRyzen Threadripper搭載モデルでは、数年前に購入したXEON搭載のPCよりもレンダリング速度が最大8倍になったと伝えられた、というエピソードを語った。

 イベントの最後に原口氏は、来月と再来月にも今回のようなイベントを予定しているこをと示唆。まだまだ話すネタはある、と豪語していたので、今後の動向にも期待したい。

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