文●ハッチ
東京ゲームショウ2024のGPDブースでは、未発売のデュアルディスプレイの「GPD DUO」などを展示していた。

2画面を備えたAIノートPCを展示
GPD DUOはSoCにZen 5アーキテクチャで高性能なCPUコアとGPUコアに加え、Copilot+ PCの要件を満たす新世代NPUを統合したRyzen AI 300シリーズの「Ryzen AI 9 HX 370」を採用したAIノートPC。

それでいて、13.3インチで解像度が2880×1800ドット(60Hz、10点タッチ対応)のAMOLEDを2枚備えたデュアルディスプレイを備えている。
さらに、ストレージは最大2TB、メモリーが最大64GBとなっている。インターフェースはUSB4、同社のeGPUボックスと接続可能なOCuLink、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2を実装している。

ユニークなのは、上部の画面のUSB Type-Cにスマホやゲーム機(別途HDMI-USB Type-C変換ケーブルが必要)を接続すると、画面出力できるモバイルディスプレイになる点。


また、dGPUは搭載しないが、「Ryzen AI 9 HX 370」の内蔵GPU「Radeon 890M」は、モバイル向けのNVIDIA「GeForce RTX 2050」を上回る性能を持つため、フルHDでならある程度PCゲームも快適に動作するとしている。
歴代のゲーム機型PCも置かれていた
さらに、ゲーム機型PCにキーボードを搭載したGPD WIN Miniや、クラムシェルタイプにコントローラー機能を持たせたGPD WIN Max 2、キーボードをスライド式で収納できるGPD WIN4 2024も触ることができた。



そのうえ、USB4やOCuLinkで接続し、GPU性能を切り替えられるeGPUボックス「GPD G1」の性能も試せるようになっていた。

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