ゲーム機のサウンドを手軽に増幅!
ポータブルゲーミングスピーカーの「TQ-PG300」は、Nintendo SwitchやAndroidゲーム機に挿して使う小型のスピーカー。Dirac Research ABのクロストークキャンセリング機能を備えた音響信号処理技術を使用し、左右の音を明確に分離してステレオ効果を最大化しているという。

重量はわずか0.13kg。バッテリーは内蔵せず、電池は不要で、Nitendo Switchの底面中央にあるUSBポートと直接接続し、給電しながら使用できる。
ゲーム機を上下で挟み込んで固定するだけで利用可能。側面に給電用のUSBポートも備え、ゲーム機の充電が少なくなった場合は、その給電ポートに充電コードを接続し、ゲーム機を充電しながら遊べる。充電コードが邪魔にならないように、L字のアダプタも付属する。

また、音量が約2倍になる「Hi VOL」と、より広い範囲から音が聞こえる「WIDE」をスイッチ1つで有効にできる。

実際に音を聞いてみたが、明らかにゲーム機だけの時よりも音量は増し、サウンドの迫力が変わる。背面にはスタンドがあるため、Androidゲーム機を机の上に置いて、動画を視聴するのにも使える。
ただし、会場で使用されていたAndroidゲーム機は、中国Pimax Technologyの「Pimax Portal」で、このゲーム機とNintend Switchでしか動作確認をしていないとのこと。

「Pimax Portal」はかなりマニアックな製品なので、どういった経緯でこれをテストに使用したのかは分からないが、スピーカーはOS依存で動作しないなどはないと思うので、形状が近いAndroidゲーム機なら使えるかもしれない。
しかし、スケールを持っていなかったので、細かい数値は分からないが、ゲーム機を挟み込む爪の幅は、Nintendo Switchにぴったり、といった感じだったので、最近増えつつあるWindows搭載のゲーム機型PCは、ヒートシンク分厚みがあるので、使用できないだろう。
あくまで薄型なAndroidゲーム機なら使えそう、といったところだが、購入を検討するなら少なくともNintendo Switchでの使用ありきと考えた方が良さそうだ。発売は11月上旬予定で、価格はオープン。色はホワイトとブラックの2種類となっている。
背面に折り畳みスタンドがあり、ゲーム機の充電もできるので、充電台+インテリアとしても使えそうだ。気になる人は、今後の情報も気にしてみると良いだろう。

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