文●ハッチ

東京ゲームショウ2024(TGS2024)のインテルブースでは、各メーカーの最新PCを展示。さらに、最新PCパーツで組まれたカスタムPCなども置かれていた。
そんなインテルブースでは、9月27日(金)に「カスタムPC TOPマイスター対談」と題したステージイベントが実施された。そのステージでは、インテルが2023年にスタートした「インテルPCマイスター認定」のTOPマイスターとして活躍する4メーカーの担当が登壇した。
登壇したのは、ASUSの市川彰吾氏、GIGABYTEの川村直裕氏、ASRockの原口有司氏、MSIの中島悠太氏の4名。

そこにインテル執行役員 マーケティング本部 本部長の上野晶子氏も加わり、トークショウが行なわれた。

インテルPCマイスターとは、「インテルPCマイスター認定講座」を受講し、PCに関するさまざまな知識を持ったと認定した資格。初級、中級、上級、TOPという4段階の階級があり、TOPマイスターは卓越したPC全般の知識と技術、コミュニケーション力を兼ね備え、インテルPCマイスターを牽引する方々をインテルが特別に認定した最上位の階級となっている。
本ステージでは、そんなTOPマイスターにテーマごとに語って貰い、PCを自作(カスタマイズ)する楽しさを伝える内容となっていた。
ステージ冒頭に、インテルPCマイスターの活動を1年間振り返っていかがでしたか?という質問に対して、インテルの上野氏は、「マイスター制度を取り入れてから、一番嬉しかったことはカスタムPCという言葉が大分定着できた」と語った。
カスタムPCの魅力は自分だけの1台が組めるところ
そんななか始まったトークショウは、まず会場の視聴者にカスタムPCとは何かについてトークを展開。
ASUSの市川氏は、PCパーツは多くのメーカーが出しており、組み合わせが無限にある、PCケースもたくさんあって、見た目も含め自分のだめのオンリーワンのPCが作れるところがカスタムPCの良いところだと思う、と語った。

原口氏は、それに加えて昨今はインテリアとしても使えるような、いろんなデザインのものが出てきていて、そんなPCが自分で作れる。また、PCに何かトラブルがあった時、メーカーに修理に出すとダウンタイムが生まれる。しかし、自分でどこが悪いのか特定できれば、オンラインショップや実店舗でパーツを調達して、交換すればすぐに修理できるとコメントした。

中島氏は組み立て作業そのものを楽しんで欲しい。1度作業をすれば、パーツの相性なども分かるようになり、組み立て構成まで考えられるようになる。そして、アップグレードをしていくと、より自分のPCがオリジナル感が出てくる。
組立の手間はあるが、それ以上にPCが大好きになると思うと、語った。

また、GIGABYTEの川村直裕氏も、自分で組み立てれば、パーツがどう挿せばよいのかが分かるようになる。メモリーなどには正しい向きがあり、そういった知識が組み立てた経験があればすぐに分かると回答した。

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