数時間720pでプレイしてみた
720p、画質プリセット「低」、「アップスケーリング品質:パフォーマンス」、AMD RSR、AFMFを効かせてゲームをプレイ。フレームレートの推移を記録したが、遠方の描画で負荷が高めのフィールドでは、エフェクトが舞う戦闘シーンを含め、30fpsオーバーを維持できていた。
プレイ中のスタッタリングはどうしてもあるが、まずまずのプレイ感だ。ボタン連打するだけで、華麗なコンポを自動で行ってくれる「オートアタック」の指輪を装備したストーリー重視のお手軽プレイなら、このまま楽しめそうだ。

「Lossless Scaling」やプレビュードライバーも試した
720p、「低」で楽しむことはできるが、正直に言うと900pでのプレイを狙いたいところ。そこでポータブルゲーミングPCでは、鉄板のアプリケーションとなっているアップスケーリング、フレーム生成を適用できる「Lossless Scaling」を試してみた。

フレーム生成「LSFG 2.3」を試したが、愛機のROG Allyでは2倍、3倍モードともに、ムービーからゲームに戻る際にゲームクラッシュが何度か発生してしまった。ここまで来たら、もう引けないと、ちょうど公開されたAFMF 2対応の最新プレビュードライバー「24.20.11.01」を、手動で組み込んでみた。

プレビュードライバーを使うことで、FSR 3のフレーム生成有効時のスタッタリングは減少したが、『FINAL FANTASY XVI』自体の動作がカクつくようになってしまった。「FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー ベンチマーク」やベンチマーク「3DMark Steel Nomad Light」(ドライバーバージョンでのスコアー差は無かった)は、問題なく動作しただけに残念だが、元に戻すことにした。

ROG Allyにプレビュードライバーを手動で導入する手順を説明しておこう。サポート外なので導入は自己責任になる。必ず導入前に、システムの復元ポイントを作成しておこう。復元ポイントを使用したシステムの復元には、少し時間がかかるが、簡単にプレビュードライバー導入前に戻すことができる。







ストーリを満喫するならゲーミングPCプレイが良さげ
720pの低画質なら、ROG Allyで楽しめたPC版『FINAL FANTASY XVI』。より高解像度や快適なプレイには、FSR 3 フレーム生成を効かせた際の、スタッタリングの解消が必要と言える。

ストーリーを楽しむうえで大事なムービーのスムーズな描画に、ド派手なエフェクトが舞う戦闘シーンの滑らかな表現を満喫するなら、グラフィックスカードを搭載するゲーミングPCでのプレイが間違いない。
【ゲーム情報】
タイトル:FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
対応機種:PlayStation5、Steam、Epic Games Store
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1 人
発売日:
PlayStation5 版:2023 年6 月22 日(木)
Steam版、Epic Games Store 版:2024 年9 月18 日(水)
CERO:D
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