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FF16のfpsが2倍、原神も60fpsを突破!フレームレートが簡単に向上するAFMF 2プレビュー版の試用レポ

ドラゴンズドグマ2ではAFMF 2で50fpsも増加

 今度は発売当初に動作が不安定だと言われ、何度かアップデートを繰り返している『ドラゴンズドグマ2』で動作をチェックしていきたい。『ドラゴンズドグマ2』はかなり重い部類に入るので、解像度はフルHD、画質を「低」にし、FRS 3.0は「画質重視」に設定して計測している。

『ドラゴンズドグマ2』の設定

©CAPCOM

『ドラゴンズドグマ2』の計測結果

 前述した2つのゲームとは異なり、『ドラゴンズドグマ2』では順当にAFMFオフよりAFMF 1で40fps、AFMF 2で50fpsとフレームレートが向上している。『ドラゴンズドグマ2』では、ジャスト回避のようなタイミング次第で発動する操作も必要ないため、割とAFMFの恩恵は高そうだ。

 元々のフレームレートが60fpsを軽く超えているので体感し辛いが、映像がより滑らかに動き、画面を激しく動かしてもカク付くなどの不安定な動作は見られなかった。ただし、これは動作に余裕がある時の話。AFMFオフ時で60fpsを切るような時は、AFMFを有効にするとそもそもVRAMが足らないとゲーム側で動画が不安定になる可能性があると警告が表示され、画面のブレなどが発生する。

 とはいえ、Radeon RX 7600 XTというコスパの高いミドルローのビデオカードの底上げには、かなり有効であることが分かる。

原神はAFMF 2で60fpsを超えたが……

 『黒神話:悟空』と『Starfield』は、仮想フルスクリーンにも関わらずAFMF 1が動作したが、同じく仮想フルスクリーンの『原神』は、現行のドライバー「24.8.1」ではAFMF 1が使用できなかった。

 そのため、AFMFオフ時とAFMF 2の2パターンでフレームレートを計測してみた。

『原神』の設定
『原神』の計測結果

 原神は一部のiOS搭載デバイスで120fpsに対応しているが、現状PC版は60fpsが上限となっている。しかし、AFMF 2を有効にすると100fpsを超える動作を見せた。約77%もフレームレートが向上したAFMF 2だが、ゲームをプレイして画面を回転させると画面がカク付くこともあり、やや不安定なことも。

 動画にしてコマ送りにすると、若干技の出や動作に滑らかさが生じている気もするので、効果がない訳ではないが、やや最適化不足感も否めない。原神もドラゴンズドグマ2同様にタイミングがシビアな技術は必要ないので、映像がより滑らかになるならAFMFは効果的だろう。正式版でのさらなる向上に期待したい。

©COGNOSPHERE. All Rights Reserved.

 余談だが、ソフトウェア開発プラットフォームであるGitHUBには、原神のフレームレート上限を解除するアプリが公開されているが、GitHUB自体は違法ではないが、あくまで自己責任になるので、使うのをためらう人もいるだろう。そんな人はコスパの良いRadeonやRyzen 8000Gの内蔵GPUにてAFMF 2を使ってみるのも良いだろう。

聖剣伝説 VISIONS of MANAにも効果あり!

 2024年8月29日に発売されたばかりの『聖剣伝説 VISIONS of MANA』でも試してみた。聖剣伝説 VISIONS of MANAは割と軽いので、解像度は3840×2160ドット、画質も最も高品質な「高」にし、AMF FSR 2は「クオリティ」に設定してフレームレートを計測した。

『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の設定

© SQUARE ENIX

『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の計測結果

 『聖剣伝説 VISIONS of MANA』では、原神と同じく順当にフレームレートが向上。AFMF 1よりもAFMF 2の方が平均6fpsと微妙だが、より高いフレームレートで動作していた。ただし、その効果は万人に体感できるほどかと言われると、やや微妙。

 画面のブレなどの不安定さは、今回の検証では見られず、快適に動作していたが、操作していて明らかに映像が滑らかになったというのは体感し辛かった。FSRも有効になっているため、その相乗効果で高いフレームレートを出ているので、あくまでより高いフレームレートを維持する補助的な役割と考えるのが良さそうだ。

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