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黒神話:悟空やMecha BREAKも動作可能!?超高性能な小型ゲーミングPC「ROG NUC 970」の実力とは

文●ハッチ

 ASUSは2024年8月9日、同社のゲーミングブランドROG(Republic of Gamers)より、小型のゲーミングPC「ROG NUC」を発売した。本製品はASUSがインテルから引き継いだ、小型のベアボーンキットNUC(Next Unit of Computing)に属する製品だ。

 NUCは1辺が約10cm(4インチ)となるUCFF(Ultra Compact Form Factor)フォームファクターで、同社はNUC 14 Proなど複数の製品を世に送り出している。他のNUC製品はCPU内蔵GPUで動作するが、ROG NUCはdGPU(外付けのGPU)を備えたゲーム用途の製品となっている。

 他のNUC製品よりはサイズが大きいが、それでも2.5Lというサイズは、約7.4LのPlayStation 5の約3分の1以下だ。それでいながら、CPUはCore Ultra 9 185HまたはCore Ultra 7 155H、GPUがモバイル向けのGeForce RTX 4070 Laptop GPU(以下GeForce RTX 4070)またはGeForce RTX 4060 Laptop GPU(以下GeForce RTX 4060)となっている。

左のPlayStation 5と比較すると、大分小さいことが分かる

 価格はCore Ultra 9 185H&GeForce RTX 4070の「ROG NUC 970」が35万5600円。Core Ultra 7 155H&GeForce RTX 4060を搭載した「ROG NUC 760」が27万6600円となっている。

 今回「ROG NUC 970」をASUSからお借りする機会を得たので、どういった製品なのか、性能も含めてご紹介したい。

小型ながら4K高解像度4画面出力可能などインターフェースは豊富

 ROG NUC 970は黒を基調とした筐体に、RGB LEDで光るロゴが配置されたシンプルなデザインとなっている。一般的なNUCは小型の手の平サイズで横置きだが、本製品はそれよりも大きいため、付属のスタンドを使い縦置きができる。

縦置きした際の左側面には、ROGのロゴが光る

 しかしながら、横置きにした際の底面にはゴム足が4隅にあるため、横置きでも利用できる。サイズは270×180×60mmとなっているため、横置きにした際は高さが60mmになる。そのため、ディスプレイの下に置くといった使い方もできる。

右側面には4隅にゴム足があり、横置きにも対応する。また、ファンのある2ヵ所はデザイン上溶け込むような形でスリットになっていて、そこから空気の排出をしている
横置きにしてディスプレイ下の隙間に置ける

 ちなみに縦置きスタンドは、特にネジ止めされている訳ではなく、本体がきちんとハマるピッタリのサイズでゴムが敷かれ、そのゴムの摩擦で本体を固定する仕組みだ。本体の上部を持っても落ちることはなく、少し手に力を入れれば簡単に取り外せる絶妙なバランスになっている。

スタンドには本体の向きが示されている

 フロントインターフェースは、SDカードリーダーにUSB 3.2 Gen 2 Type-A、3.5mmヘッドホンジャック。リアにはThunderbolt 4(DisplayPort 2.1)に、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 2.0×2、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、2.5G LANを備える。

電源ボタンも前面に備える。また、ROGの文字が印字されている
背面にはインターフェース以外に、ケンジントンロックやDC INポートがある

 性能的に致し方ないが、本体は小型だがACアダプターは大きめのモバイルバッテリーくらいのサイズになっている。

ACアダプターはゲーミングノートPCと同じようなサイズ
上下には吸気口があるのみで、特にこれといった要素はない
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