お知らせ内容をここに入力してください。リンクも貼れます

ピラーレス&背面コネクタマザー採用!最新トレンドを詰め込んだ白ベースの高性能ゲーミングPCレビュー

CPU性能は現行の最高クラスに近い!

 では気になる本製品の性能をベンチマークソフトなどで確認したい。まずはCPU性能を計測する定番のCINEBENCH 2024でスコアを確認したい。

 マルチコアのスコアは19190ptsとかなり高い。現行では3D V-Caxheを搭載するゲーム向けのRyzen 9 7950X3Dに迫るスコアで、ゲーム用途では最高クラスに近い。シングルコアのスコアは、そのRyzen 9 7950X3Dにも勝っている。

 次に総合ベンチマークソフトの「PCMark 10」のスコアも確認したい。

 PCMark 10の総合スコアはハイエンドなデスクトップPCで9000をやや超えるくらいといったところだが、9500を超えてきているので高めだ。特に3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation」は、17472と17000超えと高く、高解像度の動画編集やCG制作でも活躍するポテンシャルを秘めている。

WQHD以上で快適にゲームが遊べる性能を有する

 GPU性能を計測する定番ベンチマークソフト3DMarkは、Fire StrikeとTime Spyのみ計測してみた。

 Fire Strikeは50000超え、Graphics test 1では245.70fpsと240Hzの超高リフレッシュレートのディスプレイも活用できる性能を示した。一方、Time Spyも20000を超え、Graphics test 1のフレームレートは138.35fpsとなっている。そのため、2560×1440ドット(WQHD)でもPCゲームが快適に動作する性能を示している。

 では、実ゲームのベンチではどうだろうか?定番のゲームベンチである『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』ベンチマークのスコアを確認したい。

 FF14のベンチマークは、黄金のレガシーからアップスケーリング機能が有効にできる。「GK-147F47S」はGPUがNVIDIAの「GeForce RTX 4070 SUPER」なので、DLSSを有効にし、解像度は3840×2160ドットの4K、画質は最高品質にしてスコアを測定した。

60fpsを下回ったらDLSSを有効の場合
常時DLSSが有効な場合

 本ベンチマークでは、デフォルト設定だと60fpsを下回ったらと条件付きでDLSSが有効になる。その設定だとスコアが11010の「とても快適」評価だったが、常時有効にするとスコアが最高評価に必要な15000を超える19793と高いスコアを示した。余裕で平均fpsが100を超えてくるので、とても快適にプレイできる。

 では、もっと動作の重いゲームだったらどうだろうか?未だ重いゲームの代表格のようにゲーム内ベンチマークが使われている『サイバーパンク2077』を使い、解像度は3840×2160ドットの4K、プリセットを最も重い「レイトレーシング:ウルトラ」にし、DLSSを自動に設定してゲーム内ベンチマークで動作を検証してみた。

『サイバーパンク2077』の設定
『サイバーパンク2077』のベンチマーク結果

 解像度は4Kと高画質だが、それでもDLSSの効果もあり、平均59.93fpsとほぼ60fpsで動作した。レイトレーシングを使わなければ、より高いフレームレートが出せるので、十分4K高解像度でも遊べそうだ。

 実際にゲームをプレイした際のフレームレートもいくつか測定してみた。まずは、今年5月にSteam版が発売し、そのクオリティーの高さから「非常に好評」の評価となっている時代劇アクション『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』でフレームレートを計測してみた。

 画質は最高設定の「非常に高い」とするが、DLSS「パフォーマンス」設定を有効にしている。フレームレートはCapframeXにて計測した。最小値は99パーセンタイルの値を参照している。

『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』の設定

 『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』は画質が最高設定にも関わらず、DLSSの効果もあってかフルHDで平均136.8fpsと120Hz以上の高リフレッシュレートディスプレイが活かせる性能を示した。

 また、3840×2160ドットの4K高解像度でも平均71.6fpsと60fpsを超える性能を見せている。最小値も63.8fpsと60fpsを超え、かなり動作が安定している。

 次に最近のタイトルの中では動作が重い、最新のUnreal Engine 5.3対応の『The First Descendant』を使用した。画質は「高」にして、ヴォイド戦のフレームレートを計測した。

『The First Descendant』の設定

 激しい攻撃エフェクトがある時にガッツリ落ちているのか、最小値はいずれも30fps前後になっているが、戦闘中に急な重さを感じることはなかった。

 平均フレームレートは4Kこそ48.6fpsと60fpsを切っているが、WQHDで84.6fpsとまずまずの結果なので、画質設定次第ではあるがWQHDで遊ぶのがオススメといったところだ。

ピラーレス&背面コネクタマザーと最新トレンドをその手に!

 「GK-147F47S」はMSI製の裏面配線に特化したPCパーツのシリーズ「PROJECT ZERO」に対応した最新PCケースと背面コネクタマザーボードを採用したPC。

 一般的なPCケースは、マザーボードの設置面が開いておらず、背面コネクタにアクセスできない。そのため、背面コネクタに対応するPCケースが必要になる。

 そうした最新のPCパーツは、型古のパーツに比べてやや高価であるのと、その最新パーツに見合った、ミドルハイクラスの構成で大抵のPCゲームがWQHD以上の高解像度で遊べる性能を有する。

 最近流行りのピラーレスケースを採用し、270度のパノラマビューでPC内部が確認できる点も魅力の1つ。マザーボードの背面にコネクタがあるため、ケーブルが表からは見えないすっきりとした様は、実況配信でも映える。

 また、オリジナル簡易水冷クーラーのポンプヘッドには小型のディスプレイが搭載され、自分でアップした画像も表示できる。見た目にも美しいRGB LEDファンは連動し、ボタン1つで色が変えられる点も◎。

 PC自作には自信がないが、見た目にも美しく、トレンドのパーツで構成されたゲーミングPCが欲しい人には、オススメできる1台だ。

1 2 3

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次