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ピラーレス&背面コネクタマザー採用!最新トレンドを詰め込んだ白ベースの高性能ゲーミングPCレビュー

背面コネクタ対応のマザーボードなど最新パーツを採用

 STORMはパソコンの製造で20年以上の歴史を持つ、アイティーシーが展開する国内向けのBTO PCブランドだ。自社では通販専門で行なっていたため、知る人ぞ知るメーカーとして知られている。

 コスパの高いPCで知られるBTO PCメーカーは、サードパーティ―と協力して製造したOEMのPCケースを使うなどし、デザインは変わらないが中身をブラッシュアップして、安価にユーザーにPCを提供している。

 しかしながら、STORMも含めた一部メーカーは、PCに多少詳しい人がみたら、信頼性や高性能なコダワリのパーツを選別し、シリーズによってPCケースも変えて、より幅広い好みのユーザーに向けた製品を製造している。

 もちろん、その分やや高価にはなるが、せっかくなら多少高くても長く使える納得のいく製品を選びたいといったユーザーに選ばれている。

 今回紹介する「GK-147F47S」は、大手PCパーツメーカーのMSIとの協業によって生まれたシリーズ幻界に属する受注生産のゲーミングPCとなっている。そのため、PCケースとマザーボードはMSI製となっている。直販価格は32万8900円(税込)。

 PCケースはミリタリーテイストを取り入れたMSIのMAGシリーズに属する「MAG PANO M100R PZ WHITE」を使用している。270度のパノラマ強化ガラスを採用し、マザーボード前にRGB LEDを搭載したファンが3つ、背面にも1つ備える。

MSI MAG PANO M100R PZ WHITE(画像は公式サイトより抜粋)

 フロントがガラスパネルのため、電源ボタンとフロントインターフェースは、ガラスサイドパネルの下に設けている。

フロントインターフェースはUSB Tye-CとUSB Type-Aが1つずつと、3.5mmヘッドホン・マイクコンボジャックとなっている

 また、電源ボタン横のLEDボタンを押すと、ソフトウェアなどを介することなく、LEDの色が変化する。

 CPUはインテル第14世代のCore i7-14700F(20コア/28スレッド、最大5.4GHz)で、メモリが32GB(DDR5-4800)、ビデオカードがINNO3Dの「GeForce RTX 4070 SUPER」(12GB)。ストレージがCrucial「CT1000T500SSD8」(1TB SSD、Gen 4)となっている。

 マザーボードは去年から各PCパーツメーカーが推進しているコネクタが背面にあり、PCケースのガラスパネル側からは見えない設計の「B760M PROJECT ZERO」を採用している。

B760M PROJECT ZERO(画像は公式サイトより抜粋)

 B760M PROJECT ZEROはストレージを十二分に冷却する大型ヒートシンクやハンダ付け箇所を増やして強化し、大型のビデオカードも載せられるPCIスロットなどを備えている。

 Wi-Fi 6Eの無線LANとBluetooth 5.3も利用でき、有線LANは高速な2.5Gbpsに搭載する。それに加えて、デジタルノイズの混入を防ぐため、オーディオ回路をメイン基板から独立させるなどの工夫を凝らした「AUDIO BOOST」にも対応する。

背面のインターフェースは豊富。外部出力はHDMI、Displayport×4で、オーディオポートもラインイン/アウトだけでなく、光デジタル出力も利用できる

水冷ポンプヘッドのテーマが変更できる

 GK-147F47Sが採用しているCPUクーラーは、STORMオリジナルの「ST-AIO240_MAX WH」で、ラジエーターサイズは240mmとなっている。ラジエーターはPCケースの上部に取り付けられ、RGB LED付ファンで光る。

 また、ポンプヘッドには2.8インチのディプレイがあり、プリンストールされている専用アプリでテーマを変えられる。また、自分で画像をアップロードして入れ替えられる。

専用アプリでは、CPUの使用率、温度、ファンの回転数、GPUの温度、クロックなど、さまざまな情報が確認できる
また、センサーでどんな情報を得るか、キャッシュを削除するなどの設定・管理もできる
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