サイズアップによりサードパーティ―製のドックなどが使えないことも
ROG Ally Xは前述したように、従来機よりも厚みが増している。そのため、ROG Ally用に開発されたサードパーティ―製のドックやケースが入らないことも。ROG Ally用ではなく、いろんなサイズのゲーム機型PC用にやや余裕のある作りをしているドックではないと使えないので、ドックやケースを使いたい人は、ROG Ally X対応と謳う製品が出るまでは静観しておいた方が良さそうだ。
たとえば、筆者が所持していたUNITEKの冷却ファン付きドックは、Steam DeckとROG Ally用を謳っていた。本体を収める窪みには若干入らなかったが、一応固定できケーブルは挿せたが、ケーブルもギリギリだったため、少し左にズレた状態で無理やり固定するしかなかった。

背面を保護するケースなどは、サイズぴったしに作られているため、ROG Allyのものではきっちり入らない。従来機の公式のROG Ally Travel Caseは内側がクッションになっていて、多少余裕があるため収められた。
しかしながら、ケースに入れた負荷がかかりジョイスティックなどが壊れると怖いので、ROG Ally X用のROG Ally Premium Hard Caseを購入した方が無難だろう。

ちなみに同社は発売日の7月24日から、ROG Ally Xを購入してレビューを投稿したら、必ずROG Ally Premium Hard Caseが貰えるキャンペーンを実施する。景品発送は9月下旬を予定しているというが、5980円する製品が貰えるチャンスなので、ROG Ally Xの購入を検討している人は、レビュー投稿にも挑戦してみると良いだろう。

余談だが、ROG Allyには箱のふた裏に紙素材の簡易的なスタンドが収納されていた。ROG Ally Xにも付属していたが、色は黒で2つに分かれるなど形状が変わっていた。


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