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ROG Phone 8 ProやRazer Edgeと比較!6インチAndroidゲーム機「AYANEO Pocket S」の実力とは

文●ハッチ

AYANEO Pocket S

 中国深センを拠点とするPCメーカーAYANEOは、2021年3月にクラウドファンディングサイトのIndiegogoでキャンペーンを開始し、その結果いち早くAMD Ryzenモバイル・プロセッサ搭載のゲーム機型PCを発売した。

 その後、さまざまなゲーム機型PCをAYANEOブランドで展開してきたが、近年は90年代をオマージュし、最新の性能ながらクラシックなデザインを採用した製品ブランドREMAKEシリーズを展開するなど、意欲的な製品開発を行なっている。

 Android搭載のゲーム機もそのラインアップの1つ。同社は昨年2023年の東京ゲームショウにも出展し、「AYANEO Pocket AIR」と「AYANEO Pocket S」を展示していた。

 AYANEO Pocket AIRはクラウドファンディングサイトkibidangoにて支援を募り、既に受付が終了している。

 一方、「AYANEO Pocket S」は、2024年5月30日に発表会を実施し、国内正規版は株式会社天空が代理店となり、予約が始まっている。SoCにQualcommのゲーム機向け「Snapdragon G3x Gen 2」を採用し、「Google Play」でゲームをダウンロードして遊べる。

 価格は解像度1080p、RAM12GB、ROM128GBモデルが8万9800円。解像度1080p、RAM16GB、ROM512GBモデルが10万9800円。解像度1440p、RAM16GB、ROM512GBモデルが11万4800円。

 発売は7月上旬を予定しているが、いち早く解像度が2560×1440ドット、メインメモリ容量16GB、ストレージ容量512GBでオブシディアンブラックモデルのサンプル機を天空様よりお借りしたので、どういった製品でどのような性能なのかをチェックしていきたい。

前面ガラス張りでスタイリッシュなデザイン

 AYANEO Pocket Sは6インチのIPSパネルを採用し、サイズは213.9(W)×14(D)×85(H)mmと割と小型。筆者は同じようなAndroidゲーム機として、GPD XPとRazer Edege WiFi(Razer Edge)を所持しているので比較したが、そのどちらよりも横幅が短くてコンパクトだ。

GPD XP(上)は幅233mm。後継機のGPD XP Plusも同じサイズなので、GPD社の競合よりもコンパクトなのが分かる
Razer Edge(上)と比較。やはりAYANEO Pocket Sの方が小型だ

 厚さも約18mmのGPD XP、16.78mmのRazer Edgeよりも若干薄い。重量は約350gで、GPD XPも370gと軽いが、それよりも軽量。タブレットにコントローラーを付属するという構成のため、コントローラー付きだと401gあるRazer Edge(タブレットのみなら264g)よりも軽量だ。

 前面はガラス張りで、同社のAYNEO 2のようにゲームパッド部分もガラスに覆われ、つるつると手触りも良く、見た目にも高級感がある。

 背面は特に何もなくシンプルな構造。サンドブラスト加工による、ザラっとした模様とマットで指紋の目立ち難い感じが好印象。

背面はシリアル番号の記載されたシールがあるだけのシンプルな構造
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