文●ハッチ

ROG Allyの新型がバッテリー2倍になって登場!
ASUS JAPANは、同社が発売したゲーム機型PC「ROG Ally」シリーズの最新モデル「ROG Ally X」を発表した。「ROG Ally X」はPCI Express 4.0 x4接続の1TB SSD、24GB大容量メモリーに加え、バッテリー容量が2倍に向上し、日本では2024年夏以降に取り扱いを開始する予定としている。
CPUは現行機と同じAMD「Ryzen Z1 Extreme」だが、マザーボードが見直して排熱処理が向上。初代「ROG Ally」の2倍の容量となる80Whのバッテリーを搭載しながら、パフォーマンスも向上しているとのこと。
筐体は新しいブラックカラーを採用。人間工学に基づいて設計された丸みを帯びた形状で、厚みを持たせることなく快適性を向上させているという。また、背面のマクロボタンも小さくなり、より操作性が向上したとしている。

写真を見る限りでは、形状はかなり現行機に似通っている。ボタン配置は同じで、「Armoury Crate」ボタンなどもそのまま搭載されているようだ。スピーカーの位置も同じだ。
ジョイスティックは500万回以上の入力に対応するほど耐久性が向上。D-Padは格闘系ゲームやレトロゲーム向けにより正確な8方向入力ができるように設計されているとするが、見た目は現行機と変わらないように見える。

背面は同社が言うように、やや大きく本体を握った際に触れがちだったカスタムボタンが、小さくなっている。模様やROGロゴの位置はそのまま。
USB4に対応か!?

現行機は上部に同社のeGPUボックス「ROG XG Mobile」を接続する特殊ポートと、USB 3.2 Gen 2 Type-Cを1つ備えていたが、本機ではUSB Type-Cが2つになっている。上記の写真では最も右にあるUSBポートには、40GBpsと記載があるのでUSB4と思われる。
もし、USB4であればサードパーティー製のUSB4接続対応のeGPUボックスが利用できる可能性がある。マイクロSDカードスロットと、イヤホンジャックがあるのは、現行機と同じ。

下部に何もポートがないのも現行機と同じだ。
ROG Ally Xの主な機能一覧

その他の機能で現在判明しているのは、上記のとおり。ディスプレイはリフレッシュレートが120Hzで、輝度が500nitsなのも従来どおり。スピーカーは変わらずDolby Atmosに対応するようだ。
同社は今回発表した内容は、現時点での話で、より詳細な情報や価格は2024年夏以降に発表するとしている。続報に期待したい。
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