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設定次第では鳴潮もプレイ可能か!?今さら聞けない小型ベアボーンDeskMini X600の組み方から性能までをレビュー

M.2 SSDを取り付けるには精密ドライバが必須

 ストレージ(SSD)はM.2のソケットにやはり切り欠けに合わせて押し込み、その後付属する2mm長の小さなネジで固定する。ネジは一般的なドライバでは固定できない。眼鏡のつるを止めるネジなどを回す精密ドライバがあれば止められるが、新しく買う場合はM.2固定用ドライバなどと検索すればヒットするので、そうした精密ドライバを使うと安心だ。

切り欠けに合わせてSSDを挿し込む
ネジ止めする。小さく失い易いので、ドライバはマグネットでネジが付くタイプだとより付け易い
CPUクーラーはグリスを塗ってから取り付ける

 CPUクーラーは本来なら付属のクーラーを取り付けるところだが、今回は前述したようにNocutuaの「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」を使用する。このクーラーは、付属の標準クーラーと異なり、バックプレートからネジ止めするタイプ。

ネジ止めする。小さく失い易いので、ドライバはマグネットでネジが付くタイプだとより付け易い

 CPUクーラーは本来なら付属のクーラーを取り付けるところだが、今回は前述したようにNocutuaの「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」を使用する。このクーラーは、付属の標準クーラーと異なり、バックプレートからネジ止めするタイプ。

 そのため、まずはネジ止めされているCPUファンブラケットとマザーボードトレイをドライバで取り外す。

CPUブラケットのネジを外して、2つとも取り外す
CPUクーラーはCPUにグリスを塗ってから取り付ける

 「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」はグリスが塗られていないので、同梱しているグリスを事前にCPUの上に塗る。グリスは十字に塗る、マスキングテープを貼って満遍なくヘラで引き延ばすなど、人によってコダワリがある。

 今回はCPUの中央に豆粒大に出して、クーラーを押し付けて自然と引き延ばして取り付けた。

今回はCPUの中央にグリスを豆粒大に出して取り付けた

 その後「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」に付属しているネジと六角レンチを使い、バックプレート側から取り付ける。CPUクーラーをバックプレート側から取り付ける際は、事前にCPUファンコネクタの位置を確認。

  ファンのケーブルが届くかなど、取り回しを考慮しておきたい。片手でCPUクーラーを抑えながら、裏側からネジ止めしていく。

事前にCPUクーラーの向きを決めてから、ネジ止めするまで片手でグリスに押し付けて固定する
本来はCPUブラケットの固定用のネジが止められていた赤囲みの4ヵ所からネジを入れ、「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」を固定する

 片手でCPUクーラーを抑えながらバックプレート側からネジを入れる。「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」の固定用ネジは、通常のプラスドライバ用ではなく、六角レンチが必要なので、「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」に同梱している六角レンチを使う。

 裏からだとネジ穴に入っているか分かり辛いので、まずは微細な感触が確認できる指で回し、少しネジ穴に入ったことが確認できてから六角レンチで固定すると上手くいく。また、ネジは対角線上にまず2つ止めてポジションが固定されてから、後の2つを止めると良い。

ネジを取り付ける際に、むき出しのマザーボードの基盤やピンに触れてしまわないように気を付けよう。こうしたCPUの取り付けもサイズが小さいので、通常のATXマザーボードよりもラクチンだ

 CPUクーラーを取り付けたら、マザーボードをマザーボードトレイに取り付け直し、フロントピンヘッダを取り付け、ケースに入れてネジ止めすれば完成だ。

マザーボードをマザーボードトレイにネジで取り付けて、フロントピンヘッダーを元の位置に差す。ちなみに、「NH-L9A-AM5-CH-BK/Y」はT705のヒートシンクと干渉することはなかった
マザーボードトレイをケースに入れる。この際、CPUクーラーのケーブルがケースに挟まらないように注意する
ドライバでネジ止めすれば完成だ
マザーボードの裏側にあるM.2スロットは、Gen 4のSSDに対応
M.2 SSD&2.5インチストレージが拡張できる

 ちなみに、マザーボードの裏にはGen 4対応のHyper M.2があり、M.2 SSDの拡張が可能。マザーボードトレイの裏側には、2.5インチのSSD/HDDが2基搭載できる。

マザーボードトレイの裏には2.5インチのSSD/HDDが2つ取り付けられる。2つのSSD/HDD(同じメーカーの同製品が望ましい)を取り付ければ、RAID 0または1を構築できる
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