4年前のAPU搭載機でもレンダリングスケールは抑えれば快適
PC版は前述したようにNetmarbleのランチャーからインストール(仮にNetmarble版と呼称)するか、Google Play Gamess(ベータ)からインストールできる。前者はNetmarbleのランチャーから起動でき、後者はGoogle Play Gamess(ベータ)から起動できる。


いずれも快適に動作させるには、Microsoftt Visual C++と、Microsoft DirectXが必要で、Netmarbleのランチャーからは、インストールした後でも設定内にある「資料室」からダウンロードできる。

では、動作に違いはあるのだろうか?本作の必要/推奨スペックは以下のとおり。

推奨スペックはCPUが7年前のミドルクラス、GPUが5年前のミドルクラスといったところ。メモリ容量は最近のゲーミングPCであれば標準的な16GB、必要スペックでも8GBなので、ここ4~5年の間にPCを購入(一部5万円以下の激安中華PCは除き)していれば、まず問題いないだろう。
このように動作が軽そうだったため検証には、ビデオカードを搭載するゲーミングPCではなく、4年前のAMD Ryzenプロセッサー搭載機を用意した。
用意したPCは筆者が普段仕事で使っているもので、CPUにAMD「Ryzen 7 PRO 4750G」(8コア/16スレッド、最大4.4GHz)、メモリに16GB(DDR4-3200)を搭載した「DeskMini X300」になる。

PC版では「グラフィック」にレンダリングスケールが追加され、これが高いと非常に動作が重くなる。

レンダリングスケールが1.4だとFPSが1桁になったので、レンダリングスケールは1.0に変更し、画質は「最高」、フレームレートは60fpsにしてCapFrameXを使用して計測した。


フレームレートはわずかだがNetmarble版の方が良かったが、これは誤差範囲と言えるところなので、ほぼ動作は変わらない。しかしながら、容量はGoogle Play Gamess(ベータ)版が20GB、Netmarble版が13GBだったので、Google Play Gamess(ベータ)で他のゲームもプレイしていて、新たに別のランチャーを入れたくない、といったような理由でもない限りはNetmarble版で良さそうだ。
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