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キーボードがない不便を解消する機能が光る!ゲーム機型PCでは初Core Ultra&Wi-Fi 7を採用した「MSI Claw A1M」レビュー

サウンドアプリも備え、迫力ある音が楽しめる!

 前面の左右下部には2Wスピーカーが配置されている。ROG Allyもゲーム機型PCにしては迫力あるステレオスピーカーを備えていたが、Claw A1Mの方が重低音の響きが良かった。実際に昨年人気を博した『アーマード・コア6』をプレイしてみると、ACの動作音、ブースター音、爆発音がより粒立って聴こえて既存機の中でも秀逸。

 本体の振動もかなり強めのため、高い没入感でゲームが楽しめた。実際にスピーカーの周波数特性を計測するスマホアプリ「KRK AuddioTools」で測定したところ、100Hzからガクッと落ちるのはROG Allyと同じだが、10~20Hzの出力はClaw A1Mの方があり、より迫力のある音でゲームが楽しめることが分かる。(スマホのマイクで計測しているので、あくまで参考値)

上がROG Ally、下がClaw A1Mの「KRK AuddioTools」計測結果。黄色い線がピーク音、高音も低音もピーク音でClaw A1Mの方がわずかに出ているようだ

 また、Claw A1Mはサウンドプロファイル機能を搭載したサウンドユーティリティ「Nahimic」をプリインストール。バーチャルサラウンド技術で四方から音が聞こえるように調整し、FPSなどでは敵の足音や銃撃のした方向が分かり易くなる。イヤホンやヘッドホンを接続した際は、パーソナライズで調整も可能。

 オーディオ出力端子はHi-Resオーディオにも対応しているため、Hi-Res対応のイヤホンやヘッドホンでは、高音質でゲームや映画、音楽が楽しめる。

「Nahimic」で音声の明瞭化やバスブーストなど、いろんな調整が可能
マイクの調整も行なえる
ゲームでの銃撃や足音といった音源を視覚的に表示するサウンドトラッカー機能も備える
Bluetoothヘッドホンと、有線ヘッドホンを同時に接続し、その両方に音を届けるユニークな機能も搭載する
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