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DLSSで4Kでも“とても快適”評価!FF14推奨PC「G-Master Velox FXV」の魅力とは?

2、FF14が4Kでも“非常に快適”評価!

2-1、FF14の推奨スペックは?

 さて、では実際にFF14がどれぐらい快適に動作するのか、その実力を配信されたばかりの『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』のベンチマークソフトで確認していきたい。

 その前に『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』の推奨スペック(動作環境)を確認しておこう。公式では「黄金のレガシー以降(予定)」として以下のように推奨スペックを示している。

「ファイナルファンタジーXIV」公式サイトの動作環境から抜粋

 推奨スペックはCPUが2019年と5年前に発売されたインテル「Core i7-9700」以上で、ビデオカードがNVIDIA「GeForce RTX 2060」(6GB)以上またはAMD「Radeon RX 5600 XT」以上となっている。

 CPUは8コア/8スレッド、動作クロック最大4.7GHzのインテル「Core i7-9700」以上とのことなので、「G-Master Velox FXV」が採用したインテル「Core i7-14700F」なら、ゲームをプレイしながら実況配信なども余裕で行なえるだろう。

 ビデオカードは2世代前のフルHD推奨スペックなので、フルHD以上でプレイするなら問題になることはない。フルHD以上の高解像度で、どれだけ快適に遊べるかが焦点になりそうだ。

2-2、最新の黄金のレガシーベンチが登場、その評価とは

『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』のベンチマークソフトは、ゲームの発売に先駆け2024年4月14日16時に配信された

 『ファイナルファンタジーXIV』のベンチマークソフトは、『暁月のフィナーレ』において評価基準が変わり、『漆黒のヴィランズ』が7000スコア以上が“非常に快適”だったのに対し、15000以上が“非常に快適”となった。

 『黄金のレガシー』でもその評価基準は引き継いでいるが、ゲーム本編のグラフィックス向上もあるためか、スコアが『暁月のフィナーレ』のベンチマーク時よりも10~20%下がる可能性が示唆されている。

 そのほかに大きな変化として解像度設定にアップスケーリング機能が追加された。ビデオカードがGeForceならDLSS(Deep Learning Super Sampling)、RadeonならFSR(FidelityFX Super Resolution)が使われる。

 機能をオフにすることはできず、しきい値を「30fpsを下回った時に適用」または「60fpsを下回った時に適用」、「常に適用」の3種類から選べる。

2-3、ベンチマークのスコアは?

 性能の検証は画質「最高品質」にし、出力はフルスクリーン、DLSSは「60fpsを下回った時に適用」にして各解像度ごとに計測した。GeForceのドライバーバージョンは552.22。

 ちなみに、本ベンチマークソフトは、記事執筆時2024年4月26日現在の計測結果。FF14の吉田プロデューサーは、現在『黄金のレガシー』のベンチマークソフトに不具合があり、修正版を予定していることを明らかにしている。

 すぐに修正版が配信されることはないようだが、修正版ではスコアが若干変わる可能性もあるため、現状の参考値として欲しい。

『黄金のレガシー』のベンチマークソフトには、DLSSの項目が追加。適用するフレームレートのしきい値で結果が変わる

 結果は上記のとおり。1920×1080ドットのフルHD時では15000スコアを超え、最高評価の“非常に快適”になった。しかしながら、3840×2160ドットの4K時でも、10000スコアを超える“快適”評価を示した。

2-4、実際のフレームレートは?

 では、実際にフレームレートではどうなのか、レポート出力からフレームレートも抜き出してみた。

 フレームレートは、フルHDだと平均137.51fpsと120Hz以上の高リフレッシュレートディスプレイを活かせる数値を示した。2560×1440ドットのWQHDでも、最低53fpsとほぼ60fps以上を維持。4Kだとしても、最低が30fpsを下回らず、平均69.14fpsと60fps以上を維持しているため、カジュアルにソロプレイしながら美麗な映像を楽しむには十分な性能を示した。

 もちろん、画質は常にわずかに変動するだろうが、試しにDLSS設定を「60fpsを下回った時に適用」から「常に適用」にしてみたところ、4Kのスコアが12931と2500以上向上。フレームレートも平均89.96fpsまで上昇した。

レポート出力を抜粋。DLSSを「常に適用」にすると、解像度が4Kでも最低fpsが60fpsを下回らなくなっていた

 つまりはビデオカードに余裕があり、常に60fps以上を上回っているなら、どれを選んでもスコアは変わらないが、シーンによって60や30fpsを下回った場合、「常に適用」時が最も高いスコアになるようだ。

3、まとめ

 「G-Master Velox FXV」は、PCケースに白を基調としたFractal Design「POP Silent White TG Clear」を採用。ゲーミングPCのいかついイメージはなく、日本人好みのシックなデザインのゲーミングPCとなっている。

 左側面のガラスパネルからPC内部が確認でき、マザーボードから漏れ出る主張し過ぎないLEDの光りが、淡く内部を照らす上品な1台に仕上がっている。

 コスパは高いが、安かろう悪かろうといった製品ではなく、高い信頼性があり、コストを抑えた絶妙なパーツを選別し、性能と信頼性に見合ったPCを25万円以下に抑えた価格で購入できるのも魅力。

 現行の『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』推奨PCであり、最新の『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』も120fps以上でプレイするなら、フルHDにする必要はあるが、4Kでも平均60fps以上の快適動作で遊べる性能も有する。

 ビデオカードは最新のDLSS 3.0に対応しているため、今後続々増えるDLSS 3.0対応の重量級PCゲームにも対応可能。最新世代のCPU、チップセット、ビデオカードを備えるため、長くPCゲームを快適にプレイするのにオススメできる製品と言えるだろう。

© SQUARE ENIX

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