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ゲームのインストールは不要!重いPCゲームが低スペックのPCでもヌルヌル動作するGeForce NOWの魅力とは

動作の重い『ドラゴンズドグマ 2』が85fps前後で快適に動作!

 まずは、カプコンの待望のシリーズ最新作『ドラゴンズドグマ 2』をプレイ。ROG Allyは解像度が1920×1080ドットで120Hzのディスプレイを搭載しているが、今回は高解像度での動作も見たいため、ドッキングステーションに接続して、WQHD&144Hzディスプレイに接続して検証した。

 また、充電をしてTDP25W動作に設定。ギガビットLANの有線で理論値1Gbpsの通信の接続している。GeForce NOWでは「Ctrl」+「G」で左側(デフォルト設定の場合)に設定メニューが呼び出せる。さらに、「Ctrl」+「N」で統計情報を右上に表示できる。グラフィックスドライババージョンは、23.20.23.08。

 試しにGeForce NOWでゲームをプレイ時にCapFrameXでフレームレートを計測してみたが、数値は取れたものの最大が90fpsだった時も平均が120fps前後になり、きちんと計測できていないようなので不採用とした。そのため、右上に表示された統計情報のみ示し、動きに関しては文章で補完する。

ストリーミング品質はバンド幅を十分に活用して限りなく高画質化する「バランス」のほか、データを最小限にする「データセーバー」、ストリーム設定を最適化し、レイテンシー(遅延)を低く抑える「コンペティティブ」、解像度や最大ビットレート、フレームレートなどを自分で設定できる「カスタマイズ」に変えられる
ストリーミング品質「バランス」時の統計情報。解像度は2560×1440ドット、ゲーム内画質設定は「高」。リフレッシュレートが144Hzのディスプレイだが、ストリームのfpsはほぼ120fpsを示していた。240Hzのディスプレイでも試してみないと分からないが、ストリームfpsは動作環境や設定に合わせて60、120、240で固定化するのかもしれない

 『ドラゴンズドグマ 2』はデフォルトのストリーミング品質の「バランス」で、だいたい平均85fpsといったところ。時々90fps以上になることもあるが、75fps付近まで落ちることもあったが、およそ80台で動作しているので快適。筆者の感覚的にも60fps以上は間違いなく出ているといった印象。時々通信のせいか画面がカク付くシーンもあったが、おおむね動作に支障はなかった。

 ちなみに、ROG Allyでゲーム内画質設定は同じく「高」、TDP 25Wにして、GeForce NOWを使わずに『ドラゴンズドグマ 2』をプレイしたところ、解像度が1280×720ドットでも、平均フレームレートが25.6fpsと30fpsを下回った。ゲームはできなくはないが、エフェクトが激しくなると画面がカク付くので、快適には遊べない。

GeForce NOWを使わずに『ドラゴンズドグマ 2』をプレイした際のCapFrameXで計測したフレームレート

 ストリーミング品質を「データセーバー」にすると解像度が1280×720ドットで、フレームレートが60fps固定になる。

ストリーミング品質が「データサーバー」だと、利用可能データ合計が「バランス」時の280Mbpsの3分の1以下である87Mbpsと劇的に減っている

 データ量が極端に減ったので、無線LANなどを使う通信速度が遅い時などは、このようにストリーミング品質を切り替えてみると安定するのかもしれない。機会があったら、ネットワークの速度を変えての検証もしてみたい。

 ちなみにストリーミング品質を変えず、ゲーム内設定を変更しても、画質は変わるもののフレームレートに大きな変化はなかった。

©CAPCOM

 次に根強い人気のFPS「Apex Legends」でテスト。

ビデオ設定はデフォルトで、解像度は2560×1440ドット。垂直同期は無効にしている
ゲーム内フレームレートは130fps超え

ストリームfpsは相変わらず120だが、ゲーム内フレームレートが134fpsと120fpsを超えた。体感では14fpsの差は分からないが、おそらくは144Hzディスプレイだったとしても、インターネット経由で再生されるストリームfpsが120なので、クラウド上のゲームが120fps以上で動作していても、120fps固定で再生されていると考えてよいだろう。

 FPSにおけるPING値(サーバーからの応答時間)は、15ms以下が目安と言われているので、7msは良好と言ってよいだろう。「Apex Legends」もゲーム内設定を変えても、ストリーミング品質を「カスタム」にして解像度を変更しても、フレームレートに大きな差はなかった。

© 2024 Electronic Arts Inc.

 最後にやや古めのRPGとして「Tales of ARISE」を取り扱ってみた。ゲーム内の品質設定は「HIGH」にし、ストリーム品質「バランス」で動作させてみた。

ゲーム内フレームレートが262fpsとかなり高い数値を示した

 ストリームfpsは120fpsだが、ゲームのfpsは262fpsとかなり高い数値を示した。

Tales of Arise™ & ©Bandai Namco Entertainment Inc.

複数デバイスで高性能PCの快適さでPCゲームが楽しめる

 GeForce NOWは他のビデオカード非搭載のPCで試しても、今回のROG Allyと同じような動作で各ゲームがプレイできた。おそらく、ハードウェア要件を満たしているデバイスであれば、同じネットワーク環境下ならば、デバイスの性能問わずGeForce RTX 4080 Superで動作した快適な動作でPCゲームが楽しめるようだ。

 Ultimateの価格は3580円と非常に強気の設定だが、GeForce RTX 4080 Superを搭載したPCは、だいたい35万円は超えている。Ultimateが年間で4万2960円と考えた場合、8年以上で35万円以上のPCが1台で買える計算だ。

 また、パートナーのプランが開始されてから4年で、より高性能なプランを用意したことを考えれば、4~5年経過したら、新しいGPUをベースとした、より高性能なGeForce NOWでPCゲームが遊べる可能性もある。

 PCはビジネスなどの理由で持ち運びに適した軽いノートPCばかりを新調している、PCはないが大画面のタブレットは持っていて、PCゲームもプレイしたいが、今あるデバイスとは別に35万円以上のゲーミングPCを買えない。

 もしくは、PCゲームをこれまでもいくつか購入していたが、使っていたゲーミングPCが壊れてしまった。最新のPCゲームも遊びたいので高性能なPCが欲しいが、最近の物価高騰でゲーミングPCにまでは手が出せない、といった人にはアリかもしれない。

●関連サイト

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