動画アプリよっては全画面で動画視聴ができる
Razer Edge Wi-Fiは6インチ以上の画面が大きいスマートフォンと基本的にはほぼ同じ感覚で使える。実際に筆者が所持しているASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 6」が6.78インチなので、そのサイズはほぼ同じだ。


ROG Phone 6のような一部のハイエンドスマホは、画面サイズが7インチに近いが、一般的なスマホの場合は6.1~6.2なので、そういったスマホと比べると画面も大きく、動画や電子書籍の視認性は高い。
実際に筆者が使っているXperia 5 IVと比較すると、その差が分かるだろう。

解像度は2400×1080ドット(フルHD+)と横長だが、若干ウルトラワイドには足らない。とはいえ、AMORED(有機EL)を採用しているため、黒の引き締まりが良く、映像は良質。Netflixのシネマスコープで撮影された映画などは、画面全体を使った横長の映像で楽しめた。

しかし、FODでは中央に寄った表示になり、左右上下に黒枠が表示された。動画アプリによっては、画面全体に表示されないようだ。
また、4隅が完全なる直角ではなく、やや端が斜めに欠けた表示になっている。人によっては、やや気になるのではと感じた。


ちなみに、スピーカーは背面にあり、縦持ちした際に左右になる配置で2つ備わっている。7.1chサラウンドの高精度の立体音響を実現するTHX Spatial Audioとなっていて、この手のタブレットとしては、かなり粒立った迫力のある音を実現している。

インターフェースは、一般的なスマホやタブレットと同じくUSB Type-Cが1つ。また、SIMスロットのように細長いピンで開く必要はあるが、マイクロSDカードを入れるスロットは備わっているので、容量の拡張も行なえる。
マイクロSDカードは、FAT32形式の最大2TBまで対応。公式HPではexFAT形式にも今後対応予定と記載があるが、記事執筆現在ではexFAT形式でも認識して使用できた。

