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セガ、トランスメディア戦略の推進に向けた新役員にJustin Scarponeが就任

文●ハッチ

 セガは、2024年4月1日付で常務執行役員 トランスメディア事業本部長としてJustin Scarpone(ジャスティン・スカーポン)氏を任命することを明らかにした。

 

Justin Scarpone氏

 トランスメディアとは、文章、写真、動画、ゲームなど複数の異なるメディアを融合し、一貫したテーマで物語を定義する手法。同社は60年を超える歴史の中で数多くのIPコンテンツを生み出した。

 

 中でも「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、1990年代に欧米で大ヒットしたのち、2020年にパラマウント社と共同製作を行った映画「ソニック・ザ・ムービー」(原題:Sonic The Hedgehog)のグローバルでの大ヒットをきっかけに、ゲームだけではなく多方面のメディア展開や商品化を加速させ、IPとしての価値を飛躍的に高めたとしている。

 

 同社は今後トランスメディアを重要戦略と位置付け、ソニックで培ったノウハウやリレーションを他のIPにも拡大し展開するという。

 

 Justin氏は、ウォルト・ディズニー・カンパニーのアジアゲームズ部門においてシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーとして、同社のアジア地域におけるゲーム部門のエグゼクティブを務めた。

 

 またウォルト・ディズニー・ジャパンでは責任者として指揮を執るとともに、ディズニー・モバイル、ディズニー・コンシューマー・プロダクツ、ディズニー・パブリッシングなどのゼネラルマネージャーも務めた人物。

 

 ウォルト・ディズニー・カンパニーのアジアゲームズ部門やウォルト・ディズニー・ジャパン、またScopely Inc.東京オフィスなどで30年以上にわたりリーダーシップを発揮し、大規模なビジネス戦略の構築と成長を専門に、各社のIPコンテンツのアジア地域での成長拡大などにも取り組まれた。

 

 そして、『ディズニー ツムツム』や『キングダムハーツ』『マーベル・フューチャーファイト』などのゲームをアジア地域で立ち上げるなど、同社のアジア地域におけるゲーム事業の拡大に大きく貢献している。

 

 加えて、ウォルト・ディズニー・ジャパン在籍中には、同社の版権部門総責任者として全国のディズニー、ピクサー、マーベル、そしてスター・ウォーズの商品ライセンスや流通を統括した経験もしている。

 

 セガは、新たにトランスメディア事業本部を設立し、その事業本部長にJustin氏を起用することで、同氏の持つ豊富な経験とリーダーシップを発揮してもらい、グローバルでのトランスメディア戦略を加速していく意向だ。

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